a14ee302.jpg

写真は記事の内容と全く関係ありまへん。

先日、チームNISMOにお邪魔する途中、通った駅にあった看板。



京急立会川駅。


「龍馬伝」見てないけど、立会川って龍馬ゆかりの地なのね…知らんかった。








さて日曜日はもはや恒例の、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、看護士の方々を対象として、
「国際救命救急協会」認定の心肺蘇生法(CPR)と除細動器使用(AED)講習会。


この日は茨城県近隣地区の巻。


IN茨城県神立病院。





毎回感じる事だが、良い悪いは別にして、
病院によってリスクヘッジに関する考え方は様々。



AEDも、病院はもちろん、スポーツクラブや駅などにも設置はされているが、
実機で練習は出来ないので、練習用の器具がないとロールプレイが出来ないので、いざとなると手間取る事になる。




すでに設置されている施設の皆さんも、練習をお勧めしたい。






今回から、完全にAHA(アメリカ心臓財団)の基準に準拠した内容に刷新されたので、
準備に少々手間取ってしまい…



参加者の皆様にも、ご迷惑をお掛けしました。申し訳ありません。





とは言いながら、無事終了。




あとは埼玉地区でも、同様に医療関係者を対象に行う予定~



9月ごろかしら。



a href="http://livedoor.blogimg.jp/s_lab/imgs/a/b/ab1f5c9d.jpg" target="_blank">ab1f5c9d.jpg
トレーニング中~


体幹のトレーニングは地味で、面白みも無いし、
変に疲れるし、あまり達成感も感じられないし、



なかなかモチベーションも上がりづらいもの。



だが、


一人でトレーニングしていると、ついつい自分の得意な、好きなトレーニングの配分が多くなってしまいがちに。



基本的には、

自分にとって

「いやなトレーニング」

「つまらないトレーニング」

「つい避けてしまうトレーニング」



こそ、自分にとって最も必要なトレーニングであることが多い。



自分の心が引き気味になってしまうトレーニングこそ、
積極的に行うべき。


アスリートの皆さん、心して下さいな~
9f6697a6.jpgまさに夏の空…


暑いのはイヤだけど、
やっぱ寒いよりはイイかな…


とか言いながら、巷は連休。


私は今日だけが休日なんで、しっかり満喫しようと、バイクでうろちょろしたり、美女と食事をご一緒したり(笑)




と、ふと考えてみると、
最近、まともな更新をしてない事に気付く。



書くための材料になるメモは大量にストックしてあるが、
なかなかじっくり書けなくて…






で、今日はヒトネタ、
書こう書こうと思いながら書けなかった、サッカーW杯の話題。




今さらですが…












日本代表は、めでたく?16強に進出。


日本中で歓喜の渦。


「感動をありがとう!」

「岡田監督、ごめんなさい!」



とか。



マスコミも、一旦批判したんなら、
簡単に詫び入れないで、最後までしっかり検証して、批判し切ったらどーなんかね~


そんなん、一般ピープルと変わらんやないけ。




ところで…




別に感動に水を差すつもりはないが、




冷静に考えると、

大会直前の親善試合が連敗の有様で、
全く期待薄状態。


それで16強に進出したので、
勘違いして感動していないか?





摂氏40度を超える環境下にいた後に、
30度に来たら涼しく感じる、みたいな…



もし、事前の親善試合が連戦連勝で、
岡田監督の掲げたベスト4に現実味を感じるような状態で大会に入り、
蓋を開けたら16強、




だったら、
こんな感動の渦になったかね~






…なんて、あたしの精神が曲がってるかしら…







でも、一般人はそれで喜んで良いとして、
少なくともスポーツマスコミは、プロとして、冷静に検証はして欲しいもの。






日本代表の今回のメンバーで、
客観的実力からすると、
16強は妥当な結果だったのかどうか。





妥当でない、としたら、
岡田監督の采配に問題があったのか。

あったとしたら、どこなのか。




そもそも、このメンバーが現状でベストだったのか。


岡田監督の考える戦術にベストフィットだったのか。



とすると、直前に方針を変えた事に対する整合性はどうなるのか。




…などなど。






せっかくの16強なんだから、水差すなよ~、という意見もあろうが、
スポーツマスコミは、こういう時こそ冷静なプロの仕事をすべきである。




個人的には、

大会後の、何となく選手のはしゃぎ様が気になる。




もちろん、

内心は目標に届かず、
実は忸怩たる想いの中で、これもファンサービスと割り切り、画面で笑顔を振りまいている…



ならば理解出来る。





だが、これでとりあえず達成感を感じてしまっているとしたら…



岡田監督の掲げたベスト4という目標は、
実は絵に描いた餅で、選手もムリだと思いながら戦っていた…


という事も云える。





マスコミも、簡単に「感動ありがとう」なんて言ってないで、
仕事しましょう、仕事。






しっかり勉強して、
しっかり検証して、
冷静に分析したプロの批評は、選手もしっかり受け止めると思います。



でなければ、プロではありません。




それは、私たち、周辺スタッフも同様です。



一見、何の変哲もないトレーニング。


デッドリフトのような、そうでないような。


でも、動きにいろいろ意味があり~



詳細は、一応秘密(笑)


17811128.jpg3ヶ月に渡るパーソナルトレーナーのコースも折り返し点。


ここからは、更に細かいテクニックを習得しながら、
最後の認定試験まで突っ走る。


この日は、プレゼンテーションと、営業テクニックの研修。


チームに分かれてプレゼンテーション合戦を行うので、
チーム毎に構成を練っている模様が、この写真。














いままで様々な企業、幾つかの学校などでトレーナー育成に携わって来た中で、
ここ数年、自分で感じている事がある。




「ちょっとオレ、厳し過ぎるのかな…」



と。





この世界、日本の場合、
まだまだ欧米の状況には程遠い。


と云うより、比べる事自体がナンセンスなレベル。



私個人的には、教育システムやその場については、かなり整ってきつつあるとは感じている。


しかし、国家的背景などの違いから、
トレーナーという仕事に対する認知度というか、ニーズが全く比較にならない。



例えば、アメリカなどでは大学はもちろん、高校でもアスレティックトレーナーがいるのが当たり前である。


これは訴訟社会という事もあり、
万が一、事故が起きた場合の保険的な側面もあるが。





ただ、国家的背景の違いは如何ともし難く、
これはお上に頑張ってもらうしかなく…




私が一番気になるのは、
トレーナーを志す諸君の意識の低さ、である。




勘違いしないでいただきたいのは、
私の学生時代がレベルが高く、今の学生はレベルが低い、と言っているのではない。





学力など、私などは当時、惨憺たる有り様。




トレーナーを目指したのも、それほど高尚な志があったとも言えない。





今の学生さんも、入学時は甘い考えでも仕方ない。



徐々に日本の現状を知る中で、
少しづつ「覚悟」を作って行けば良い。






ちょっとな~、と思うのは、





大学の二年、三年生にもなって、
専門学校の二年生にもなって……






トレーナーの道を諦めているのなら、まだしも、
一応トレーナーを目指すらしき人たちの、あまりの意識の甘さ…








また、何かの形で現在も何らかのトレーナーに従事していて、
(フィットネスクラブ、パーソナルトレーナー、他)
ある程度は現実は分かっているはずなのに、


「一ランク、上のトレーナーを目指したい」


と、口では云うものの、
意識も覚悟も低い、という状況……





…である。







そう、






日本は、教育システムなどはだいぶ整いつつある。


国家的背景は、今すぐ変わるはずも無く、仕方ない。


一番危惧するのは、


目指す人たちの、意識レベルの低さである。



「覚悟」のレベル、と云うべきか。






私も高尚な意識は当時、持っていなかったが、




「こりゃ~、簡単にはなれんわな~
しばらく収入無いぐらいの覚悟はいるわな~
そんなにパイのある業種じゃ~ないから、余程勉強しなきゃ、無理だろうな~」



くらいの覚悟はあった。





昨今は…



どーだろ。





情報を伝える側の問題もあるのかも知れないが…




どこで勘違いしてるか知らないが、



「おまえ…その程度の覚悟で、今の日本でトレーナー、目指すの???」




という輩が少なくない。






そんな仏頂面で、
その程度の勉強意欲で、
無理だろ~~~そんな…






…と、思わざるを得ないケースが多いの何の。







そんな訳で…






最近、トレーナー目指す人に、
何だか厳しくなってる気がするんだよね~




もちろん、愛情の裏返し、と言えなくも無いが、
それって単に冷たいだけじゃねーの???…





と、自問自答する瞬間がある。





自分としては、



今の日本の現状では、
まだまだ簡単に目指しては火傷する業種なんで、
「覚悟」を促したい意味で厳しくしているつもりだが、
ホントに自分の真の気持ちはそーなのか…?……


自信が無くなる時もあったりする。





よく、「怒ると叱るは違う」というが、
私は基本的に、区別は無いと思っている。




瞬間は、「怒っている」はずだ。





肝心な事は、その裏に、


「何とか、その子を目標に近付けてあげたい」


という、愛情が有るか、無いか。






ただ、ムカついたから怒った、

…では、指導者としては褒められない。






だが、あくまで瞬間の事なので、
自分でも冷静なジャッジは難しい。




結果として、

自分が教えた人たちが、真っ当に育ったかどうかで判断するしかない。






とはいうものの、「もしかしたら、自分の感覚が狂ってて、厳しすぎるんじゃ…?」
と考えることも少なくない。






果たして、自分は、





「厳しい」

のか、


単に「冷たい」だけなのか…








最近、よく考える。






何故なら、この日本の最高の資源は「教育」であると考えているからである。





教育に従事する者として、こういうセルフジャッジは、必要であるし、
恐怖と慎重さは、忘れてはならないという気がする。






さて、



果たして、自分は…



どっちだ。
c6cb8ab8.jpgあたし、スポーツ界に身を置いて28年。

そのうち、フィットネスクラブ業界に関わりを持って、25年。



今までも、フィットネス業界に様々な提言めいたモノを書いてきたが、
それぞれに自分なりの確信を持ちながら投稿したけど…





何となく…





フィットネスクラブに今ひとつ、会員が定着しないのは、「これ」が原因じゃないか…?


欧米がフィットネス参加率10%と云われる中で、
日本が未だに3%に満たないのは、「これ」が原因じゃないか…?
(こちらは日本特有かも)




…と云うのが、



もしかしたら、分かっちゃったかも…





話、聞きたい人、


あたしにコンタクト、取って下さい。



取りに来る方は、
あたしの連絡先を知ってて、
且つこのブログの読者と云うことですな。(笑)




でも、業界内にいると、
聞いてもピンと来ないかも。




それくらい、業界にいるとピントがズレてくる、と…




どれくらい反応あるか、楽しみ~


チーム雪印。

ジャンプ練習中。


in 白馬。




先週から今週に掛けて、選手が入れ替わり立ち替わり上京し、
ミニキャンプ風トレーニング。


それも明日で一息。


映像は、某選手のウォーミングアップ時のランニングフォーム。


陸上選手じゃぁないんで、細かい事は良いとして。



スポーツ系の学校に通っている学生さんにとっては、
関節の動きなど、参考になるかも。



関節、ってのは、本で学んだ通り、
螺旋運動(分回し運動)なんだな~、とか。


8bedbaca.jpg

メモしておいて、ずいぶん投稿が遅くなってしまった…


今年の3月くらいに、陸上ハードルの為末大選手がブログで、「指導者とコーチの違い」について考察していた。


このことは、私もよく考えていた。


為末選手はアメリカでの活動が多く、
日本との違いなどを肌で感じている分、興味深いコメントが多い。











為末選手の見解をざっくりまとめると、

日本とアメリカの特徴的な違いが、コーチと指導者だ。印象としては、アメリカにはコーチが多く、日本には指導者が多いと感じている。両者の違いについて、為末選手の見解は、コーチがスポーツのレベルを上げることを目指すのに対して、指導者はスポーツを通じた人格形成が仕事ということだ。

指導者は人生を説くし、スポーツとは何か、どう振舞うべきかといった全てを指導していく。その点、アメリカ式コーチはドライだ。選手がより強く、高みに向かうためにコーチを依頼するかたちで、必要なければ、「切る」ことも厭わない。アメリカでは何度もそんな場面を見たそうだ。反対に、日本では選手がコーチを「切る」ことはありえない。



ということである。


為末選手も語っているが、
日本のスポーツチーム形式の成り立ちが、基本的に学校体育の「部活」から派生、発展している為に、
指導者やコーチが「教育者」的側面が強い。


また、多くの社会人チームが企業スポーツとしての形態なので、
指導者の多くは「会社の上司」。


いわば、「管理職」であるので、やはり管理者としての責任が伴う。


つまり、「アスリートであることはもちろん、社会人としても正しくあれ」ということも教えるのが職務に含まれる。



これはプロチームになっても、企業文化から発展してきたので、根本は同様の傾向がある。



あくまでも、良い悪いは、別の話。



また、為末選手は、次のようにも話している。

「日本型はこちらから(アメリカから)みると、強くなりたいのか、それともスポーツを通じて気持ちを通わせたいのかがわからない感じではないでしょうか。時々、コーチを喜ばせる為に走っている選手を日本ではみます。きっといくら説明してもこちらでは(アメリカでは)わかってもらえないでしょう」




どちらにも利点・欠点があり、
理想としては融合した考え方が望ましいのは言うまでもない。




様々な選手を見てきていると、
日本型の中では成熟した選手が育ちにくい、という感覚は或る。



自ら深く考察する感覚が薄く、
「口を開けて待っている」状態にある選手が多い。



一方、企業チームに所属はしていても、
選手が一人だったりで、事実上独りぼっちでの行動が多いと、
ある種の「プロ意識」が生まれ、自己に対する責任感が強い傾向はあるようだ。



とは言っても、あくまで個人差の問題も。



「競技をやる目的は何か?」

「スポーツとは何なのか?」

「企業がスポーツに投資するとは、どういう意味を持つのか?」

「その中で、自分はどのような責任を果たすべきなのか?」

「パフォーマンスを上げるとは、人体をどのような方向に導くべきなのか?」


など、本来アスリートが考察すべき項目は少なくない。




選手自身が考えるべき事なのだが、
部活から発展し、「先生」から指示されたことを守ってきた習慣が頭に根付いていると、
なかなかそのクセから抜けられず、「考えられない」選手が多いのも、また事実。




そういう意味では、指導者が、「人格的形成」まで指導していく「日本型」が望ましい面も多い。





為末選手本人の考えはどちらかといえば、アメリカに近い。


それは彼の言葉、



「究極の所、人生は一人です」



に集約されている。


「人とふれあい、仲間と笑い、人と気持ちを通わせることに喜びがあったとしても、人に人生を委ねた時点で自分の人生は消滅します。あくまで独立自尊、まずは自分が無ければなりません」


とも指摘している。



そこも踏まえ、
指導はしていくのだけども、あくまで精神的独立を促すような、


「大人のアスリート」目指し、


指導者も、選手自身も、考えなければならないのだろう。





よくよく考えると、

私も企業に所属していないので、基本的にはアメリカ型プロコーチ。



当然、選手から「切られる」立場であり、その意識はもちろん持っている。




その危機感が無ければ、この仕事はやれないし、
逆に選手・指導者双方が、この緊張関係があることが、よりよい仕事に繋がるはずで、
選手の甘さばかりでなく、企業に所属する指導者も組織に属している「甘さ」を自戒しなければならない。





そうすれば、日本型、アメリカ型ではなく、
理想的な関係が構築できるであろう。







あ…




ちなみに冒頭の写真は、先日通りかかった「つけ麺屋」さんの店頭。


7人前あるらしく、表示を見ると、

食べ切れば、永久無料券を差し上げます、と。





こりゃ~、ムリ。